GENEWIZ、BROOKS AUTOMATION による買収受け入れで合意


SOUTH PLAINFIELD, NJ, September 26, 2018— GENEWIZは、Brooks Automation, Inc. による買収に応じて最終契約を結ぶ方針を発表しました。GENEWIZは、グローバルに展開する大手ゲノム受託サービスプロバイダーとして、米国、英国、ドイツ、中国、及び日本の拠点にて事業を展開しています。

Brooks Automation(NASDAQ上場企業)は、自動化を手掛ける世界的なソリューション提供会社として、半導体やライフサイエンス分野など、複数の市場に対応する新技術の普及をリードしています。ライフサイエンス事業部であるBrooks Life Sciencesは、バイオサンプルのコールドチェーン(低温物流)の維持管理システムに軸足をおいた優れたサービス展開をしています。ハードウェア製品、ソフトウェアそして消耗品、受託サービスを提供することで、お客様にSample-To-Answerソリューションサービスをご利用いただいています。

「「GENEWIZは、お客様にゲノム専門家による革新的なゲノムソリューションを業界最高水準のカスタマーサポートで提供するという、他に類のないユニークな組み合わせで、信頼をいただいています。ゲノミクス研究分野において世界中の科学者の皆様の科学的発見に役立っていることを大変光栄に思っています」と、GENEWIZの共同創立者・CEOのAmy Liao博士は述べています。「GENEWIZは、Brooksグループの一員となることで、顧客に対して両社が提供するさらなるトータルソリューションの価値を創造し、提供することができます。また、潤沢な資金を得ることによって、より迅速なサービス展開が可能になります。」 Brooksグループ参画後、Amy Liao博士が引き続きGENEWIZの社長を務めます。

「この度の合意は、Brooksグループのライフサイエンス事業の成長戦略における新たなマイルストーンといえます。GENEWIZを迎えることは、Brooksグループが掲げるライフサイエンス事業の成長発展へのコミットメントに一致するものです」と、Brooks Automationの社長・CEOのSteve Schwartz博士は語りました。「私は、GENEWIZチームをBrooksファミリーに迎えることを大変喜ばしく思っています。ライフサイエンス事業で、共にさらなる成長の機会を得て、シナジー効果を生み出すことに興奮しています。」

GENEWIZの共同創立者・会長のSteve Sun博士によると「1999年の設立以来、GENEWIZは、優秀で仕事熱心な科学者とプロフェッショナルに恵まれ、チームを結成してきました。我々は、GENEWIZブランドを確固たるものに築き上げるため、たゆまぬ努力を続けています。結果、ゲノミクス分野のアプリケーションをグルーバル規模で進歩させてきました。GENEWIZの取締役会は、GENEWIZチームが引き続き活躍することを確信しています。今後Brooksと一体化することで、ともに、ライフサイエンス分野の飛躍的な発展に貢献するでしょう。これまで素晴らしい旅でした、これからはBrooksとともに素晴らしい旅が続くのを楽しみにしています」と語りました。

この買収取引は、規制当局の承認を含む一定の慣習的なクロージング条件を満たすことを前提とし、 2018年第4四半期(10~12月期)に完了する予定です。本買収完了後も、GENEWIZは引き続きGENEWIZEブランドとして継承いたします。

今回の取引においてGENEWIZの財務アドバイザーはJefferies LLCが担当し、Shearman & Sterlingが外部法律顧問を務めました。


GENEWIZについて

GENEWIZは、ゲノム受託サービスプロバイダーの世界的大手として、製薬会社、バイオテクノロジー企業、農業、環境、クリーンエネルギー、アカデミア、国立研究機関の研究者の皆様に向けて、さまざまなゲノムソリューションを提供することで、研究者の科学的発見を加速させることを可能にしています。GENEWIZは、経験豊かなゲノム専門家によるカスタマーサポートで定評のあるサンガーDNAシーケンシング、遺伝子合成、分子生物学、次世代シークエンシング、バイオインフォマティクス、GLP規制サービスをお客様に提供しています。GENEWIZ独自の技術とカスタマーサービスにより、お客様から信頼をいただいています。

GENEWIZは、米国ニュージャージー州サウスプレインフィールドに本拠地を構える非上場企業です。マサチューセッツ州ボストン、ワシントンDC市内、ノースカロライナ州リサーチトライアングルパーク、カリフォルニア州サンディエゴ、カリフォルニア州サンフランシスコ、ワシントン州シアトルにラボ拠点を構えています。米国外では、中国では北京、蘇州、天津、広州、英国ではテイクリー、ドイツではライプツィヒ、日本では埼玉県にラボ拠点を構えています。詳細情報は、弊社ウェブサイトをご覧ください。 www.genewiz.com/ja-JP
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BROOKS AUTOMATIONについて

Brooksは、半導体製造、ライフ サイエンスなど複数の市場に対応した自動化および低温ソリューションを手掛ける世界規模の大手プロバイダーです。Brooksのテクノロジー、技術能力、および広範囲にわたるグローバルサービスの提供により、お客様は製品化までの時間を短縮し、稼働時間を増加して迅速に対応することができます。これらは、ミッションクリティカルな環境では、より重要視される価値です。1978 年以降、Brooks はグローバルな半導体製造市場の大手パートナーです。そして2011年以降、ライフサイエンス業界のお客様のニーズを満たすため、自動化および低温管理における豊富な経験と専門知識をサンプル保存管理ソリューションに応用してきました。Brooksのライフサイエンス事業部は、施設内インフラにおけるサンプルの冷却管理(20℃~-190℃)や、バイオサンプルのライフサイクルにおける包括的なアウトソースソリューション(収集・輸送・処理・保存・維持・回収・破棄)など、幅広い製品とサービスを提供しています。Brooksは、米国マサチューセッツ州チェルムスフォードに本拠所地を構え、北米、ヨーロッパ、アジアに拠点を有します。詳細情報は、ウェブサイトをご覧ください。www.brooks.com


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