プラスミド全長シーケンシング(Whole Plasmid Sequencing
プラスミド全長シーケンシング(Whole Plasmid Sequencing) とは、プラスミドDNA(pDNA)に含まれる全遺伝情報を網羅的に読み取り、解析する手法です。遺伝子ノックアウト、ゲノム編集、合成生物学、遺伝子治療研究など、幅広い用途に利用されています。
GENEWIZは、迅速かつ高品質な全プラスミド配列データを提供し、研究者が正確な配列検証を行えるよう支援します。 GENEWIZのプラスミドシーケンシングサービスは、プラスミド全長をシーケンスし、微生物多様性、進化、ならびに生物学的プロセスの基盤となるメカニズムの理解を深めるためのゲノミクスデータを提供します。また、PCR‑EZおよびNGSプラットフォームプラットフォームを用いたアンプリコンシーケンシングも提供しています。
Amplicon Sequencing Services
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PCR-EZ
PCR‑EZは、Oxford Nanopore Technologies®(ONT)を利用した、ロングリードNGSベースのPCR産物向けのシーケンシングサービスです。
ロングリードPCRシーケンシングの技術比較
| GENEWIZ サービス | サンプル | テクノロジー | リードクオリティ | リード長 | リード数/リード深度 | 自動アセンブリ | 目的 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
サンガーシーケンシング |
精製済PCR産物 または 未精製PCR産物 | Sanger | Higher Quality ★★ |
<1000 bp | 1–4 | — |
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PCR-EZ |
精製済PCR産物 または 未精製PCR産物 | Oxford Nanopore® Long-read NGS | Good Quality ★ |
< 25 kb | 1,000 | 標準対応 |
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アンプリコンシーケンシング |
精製済PCR産物 | PacBio® Long-read NGS | Best Quality ★★★ |
< 25 kb | 100,000 | 標準対応 |
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※25 kb を超えるサイズのアンプリコンをシーケンスされる場合は、技術的なご相談のため、お問い合わせください。
プラスミド全長シーケンシングとは?
プラスミド全長シーケンシングとは、プラスミドDNA(pDNA)として知られる、プラスミドの遺伝情報全体を網羅的に読み取り、解析する手法です。プラスミド全長シーケンシングにより、プラスミドの遺伝的構成を詳細に把握することができ、さらに、プラスミドに加えられた改変が、遺伝子ノックアウトや遺伝子編集研究にどのように利用されるかについての理解を深めることができます。プラスミド全体をシーケンスすることで得られるゲノムデータは、微生物多様性、進化、ならびに生物学的プロセスの基盤となるメカニズムの解明に役立てられます。
プラスミド全長シーケンシングははどのように行われますか?
プラスミド全長シーケンシングは、まずプラスミドDNA(pDNA)を分離し、そのpDNAを小さなフラグメントに切断した後、これらのフラグメントをシーケンスします。その後、得られたシーケンスデータをアセンブルすることで、完全なプラスミドゲノム配列を再構築します。最終的に、バイオインフォマティクスツールを用いて、得られたシーケンシングデータの解析を行います。
Features & Benefits
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短納期
サンプル受領してから、 最短1営業日で結果を納品*
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簡単なサンプル提出
DropBoxまたはコンパクトボックス(着払い)で手軽に提出可能
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インタラクティブなデータレポート
シーケンシング結果を直感的に理解できるインタラクティブレポートを提供
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細菌から直接、迅速かつインタラクティブにコンストラクト検証を実現する、高スループットな Plasmid-to-Data統合ソリューション
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サイズや構造の複雑性に関わらず、すべてのプラスミドで同一価格
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低コストでバイアスの少ないカバレッジのため、完全かつ有効なプラスミド候補のセレクションに最適
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多くのサンプルタイプに柔軟に対応 :大腸菌コロニー、液体培地、グリセロールストック
※サンプルをラボにて受領した後、最短翌営業日にデータを納品いたします。なお、初回ご注文時やご提出いただいたサンプルに不備がある場合には、確認作業等により追加の納期が発生する場合がございます。
テクニカルリソース
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ウェビナー| 塩基対からブレークスルーへ:サンガーシーケンスとOxford Nanoporeシーケンスを理解する
高精度DNA解析のゴールドスタンダードであるサンガーシーケンスに加え、Oxford Nanopore Technology(ONT)などの先進的なシーケンス技術の登場により、低コストかつロングリードな解析が可能になりました。本ウェビナーでは、両技術の特長と活用シーンを分かりやすく解説します。
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テクニカルノート | プラスミド調製の最適化:収量向上とエンドトキシン低減
プラスミドDNA(pDNA)は、バイオ医薬品およびバイオテクノロジーの様々な用途に不可欠ですが、収量を最大化しつつエンドトキシンを最小限に抑えることは用意ではありません。本テクニカルノートでは、細菌増殖条件の最適化、溶解工程の改善、精製プロトコルを改良によりpDNAの収量と純度を高め、一貫した高品質な結果を保証するための戦略を探求します。