GENEWIZ、Obediome診断パネルの開発に向けHy Laboratoriesと提携



ニュージャージー州サウスプレインフィールド、中国蘇州、イスラエル レホボト(2015年3月28日) --ゲノムサービスプロバイダーの世界的大手GENEWIZは、肥満および糖尿病における腸内フローラの特定を目的とした新たな診断パネルの開発に向け、微生物学および分子細胞生物学関連の製品やサービスを提供しているイスラエルの一流企業、Hy Laboratories Ltd.(hylabs)と提携することを発表しました。世界中で増加している肥満と糖尿病は、腸内フローラの機能と個体群に密接に関連しています。

医療産業におけるhylabsの強固なネットワーク / プレゼンス(医療管理組織、健康保険会社、病院、民間研究機関など)とGENEWIZのゲノム開発パイプラインをいかした複数年にわたる開発イニシアティブでは、肥満と糖尿病に苦しむ患者に対する肥満治療手術ならびに代替治療オプションの層別化の向上を目指します。イスラエル レホボトのカプラン医療センターで先駆的な臨床検査が行われる予定であり、以後米国でも実施される見込みです。

&「hylabsが持つ患者ネットワークにアクセスし、便サンプルの収集と医療メタデータを介して胃腸系内の最重要フローラに標的を合わせることで、16S obediome(肥満と糖尿病に関連するフローラ)の細菌種と古細菌種の相対存在量を検出・特定できるようになります」と、GENEWIZで研究開発マネージャーを務めるShihong Li博士は語ります。「hylabsと共に、GENEWIZ独自の次世代シーケンシング手法をIllumina MiSeqとIon Personal Genome Machine(PGM)の双方に応用することで、非常に高い感度で一層多様な配列を取り込んでいきます。」”

この共同事業は、イスラエルと米国の2国間産業研究開発財団(BIRD財団)による資金提供が決定された、今年の11件の新規プロジェクトのひとつです。BIRD財団は年に2回、米国とイスラエルに拠点を置く企業間の産業研究開発協力を促進するための融資を行っており、これによって医療をはじめとする幅広い技術分野において共同製品が開発されています。BIRD財団が出資したプロジェクトを通して、これまで100億ドルを超える直接・間接収益が生み出されています。

&「GENEWIZが持つ次世代シーケンシング能力を、弊社の微生物・毒性試験における専門知識と組み合わせることで、obediome診断パネルの提供と商業化を加速させることができます」と、hylabsのDoron Cohen CEOは述べます。「国際規制コンプライアンスに関するhylabsの膨大な知識と、分子遺伝子サービスにおける長年の経験により、製品開発プロセスが促進されるものと期待しています。」”

このような提携を打診されたことは、hylabsへのゲノムサービスプロバイダーであるGENEWIZの信頼、品質、海外展開能力の高さを示しています。「この戦略的パートナーシップの目的は、糖尿病および肥満に苦しむ患者の方々により良い選択肢を提供し、最終的には生活の質を向上させることにあります」と、GENEWIZでグローバル販売・事業開発担当副社長を務めるSteve Manobiancoは述べます。「このような提携のもと、GENEWIZの世界的な研究所ネットワークと、臨床診断に特化したGENEWIZのスピンオフ企業「Admera Health」との関係を活用することで、obediomeソリューションを新たに生み出す環境は整いました。」”

GENEWIZについて

GENEWIZ はグローバル開発業務受託機関(CRO)として、DNAシーケンシング、遺伝子合成、分子生物学、次世代シーケンシング、バイオインフォマティクス、GLP規制順守サービスなどの、ゲノムに特化したサービスを提供しています。GENEWIZは、製薬会社、バイオテクノロジー企業、臨床施設、学術機関、政府機関との代行パートナーシップの分野で業界をリードしています。

GENEWIZは、米国ニュージャージー州サウスプレインフィールドを本拠地とするグローバル非公開企業であり、マサチューセッツ州ボストン、ワシントンDC市内、ノースカロライナ州リサーチトライアングルパーク、カリフォルニア州サンディエゴ、カリフォルニア州ロサンゼルス、カリフォルニア州サンフランシスコ、ワシントン州シアトルに拠点を展開しています。米国外の拠点の一例として、中国では蘇州と北京、英国ではロンドン、ドイツではランゲン、日本では東京に進出しています。

Hy Laboratories Ltdについて

Hy Laboratories Ltd(hylabs)は、微生物の検出・識別ツールおよび分子生物学製品を開発、製造、販売しているイスラエルの大手企業であり、医療、産業、環境、学術研究市場において幅広い製品やサービスを提供しています。

BIRD財団について

BIRD(2国間産業研究開発)財団は、幅広い技術分野において米国とイスラエルの企業間の協力関係を促進することを使命として活動しており、厳選したプロジェクトに融資を行っています。BIRDはその37年の歴史の中で、900件を超えるプロジェクトを承認してきました。これまでBIRDによるこれらのプロジェクトへの投資額は3億ドルを上回り、およそ1億ドルが返済されています。BIRD財団が出資したプロジェクトは、約100億ドルの直接・間接収益を生み出しています。

BIRD財団はプロジェクト予算(研究開発~販売・マーケティングの初期段階まで)の最大50%、または上限である100万ドルまで支援しています。財団がプロジェクトを支援する際に、参加企業またはプロジェクト自体に関与することは一切ありません。リスクは財団が分担し、返済についても販売段階に達しない限り求めません。